日本を代表したストライカー柳沢敦選手
今日、日本を代表した1人のストライカーが引退を表明しました。そのストライカーとは、Jリーグで106ゴール、日本代表で17ゴールをあげた柳沢敦(やなぎさわあつし)選手です。
柳沢敦選手は、ストライカーとして得点感覚も優れていましたが、それに加えポストプレーも非常に上手い選手でした。2002年の日韓ワールドカップ予選のロシア戦での稲本選手へアシストしたあのポストプレーは本当に素晴らしかった。あれは、左サイドの中田浩二選手からのクロスボールをダイレクトでゴール前に落としたプレーでしたが見事なポストプレーでした。
そして、ストライカー柳沢敦選手の最高のゴールを選ぶとしたらやはりあのゴールではないでしょうか!!
それは、2001年に行われたキリンチャレンジカップでのイタリア戦でのゴールです。前半15分くらいだったと思うのですが、前線でボールを奪った稲本選手からの浮き球のクロスボール!
DFとGKのちょうど真ん中にくらいに上がったボールに、絶妙な飛び出しから右足のアウトサイドを使ったダイレクトボレーシュート‼︎GKの頭上を越えてゴールネットを揺らした素晴らしいゴール‼︎
あの瞬間、埼玉スタジアムの6万人ものサポーターは一気に興奮したと思います。柳沢敦選手のスーパーゴールに付け加え相手はあのイタリア代表ですから!もしかしたら、サッカー日本代表がイタリア代表に勝つ歴史的な日になるんじゃないかという期待をサポーター、テレビで観戦していたみんなが持ったと思います。
しかし、残念ながら試合は1-1のドローに終わりました。
ですが、サッカーファンのみんなの記憶に残る素晴らしいゴールでした。
また余談になりますが、そのキリンチャレンジカップのイタリア戦が埼玉スタジアムの記念すべき初めての試合だったらしいですよ!
今後はどういった形でサッカーと携わっていくかは分かりませんが、柳沢選手には指導者として今後の日本代表を背負う選手の育成に関わっていって欲しいと思います。
今日もブログを最後まで読んでいただきありがとうございます。